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本日は我が家の暖房方式をご紹介します。 ウチの暖房方式は、1階は床下暖房、2階パネルヒーターです。 パネルヒーターは置いといて、まず我が家の床下暖房のしくみを簡単にご説明します。 我が家の1階の暖房ですが、まず外壁に設置された給気口から外気を床下に取り込みます。給気口は東西と北面の三箇所に設置されています。 外壁の給気口部分(東側)です。ここから外気を取り込みます。 床下に取り込まれた冷たい新鮮な空気は、床下に設置された温水放熱器によって暖められ、1階床に開けられたガランから緩やかな対流となって1階居室全体を暖めます。 また床下全体が暖かく、基礎断熱のため床断熱していないので、床面全体が暖められます。(ただし床暖房ほど床が暖かくなる訳ではありません) 床下から見た様子です。これはリビングの掃出窓の下のところです。 ガランは1階南面の窓下に開けられており、コールドドラフトによる嫌な寒さを防いでくれます。(完全に無くなるというわけではありません) また、基礎スラブ内には温水を通すための配管がされており、床下の温度を確保する補助的な役割をしています。土間のコンクリートを蓄熱体として積極的に利用しているわけです。 暖められた空気は室内の汚れを拾って、トイレや脱衣室、台所のレンジフードから外へ排出されます。 我が家はオール電化にしたので、灯油ボイラーではなく暖房給湯一体型の電気温水器による温水暖房です。 1階の暖房に関しては3つの(玄関も入れると4つ)のスイッチ(リモコン?)があります。 ちなみにこれを書いている今時点の、各設定温度は暖房用温水温度60度、室内温度10度、床下温度23度に設定になってます。室内の温度設定が10度なのは、晴れているため室内の温度が24度になっているため、思い切り下げています。なので放熱器は止まったままの状態です。 暖房用温水の温度設定スイッチです。ちょうど通電中のランプが点いています。 次の写真、上は床下の温度設定スイッチ。下の丸い棒状の出っ張りは放熱器の温度設定をするサーモコントローラーです。 サーモコントローラーには、0,*,1,2,3,4,5の目盛りがあり、室温設定の目安として“0=停止”、“*=約5度”、“1=約10度”、“2=約15度”、“3=約20度”、“4=約24度”、“5=約28度”となっています。 以上が我が家の床下暖房の内容です。 実際に住んでみた感想としては、今までの借家では灯油のFFストーブだったので、ストーブのそば(だけ)は暖かく、ストーブから離れると寒かったのですが、現在は部屋のどこに居ても暖かいです。 足元と頭上の温度差も測ってみましたが、ほとんど温度差はありませんでした。また、我が家は合板のフローリングですが、床下暖房が効いているので、冷たく感じることもあまりありません。 この床下暖房というシステムは、快適性において非常に優れていると言えると思います。 床下暖房のメリットをまとめてみると ・とにかく快適 ・暖房機器が床下にあるため室内がスッキリ (子供の頃からストーブに慣れ親しんできた私としては、逆に寂しい?) ・床下空間全体を暖めるため、ゆる~い床暖みたい ・水道管が凍結しない (冬季に長期間留守にしても水を落とさなくて良いと聞いた時、驚きました) 良い事ばかりでは、なんなのでデメリットと思われる点についても挙げてみると ・床下空間も暖めるため、暖房空間が大きくなり暖房コストが若干かかるかも? ・急速に暖めるのは、難しい(と思う) といったところでしょうか。 ただ、このデメリットも、24時間全室暖房と言ったらいいのかどうか分かりませんが、一度暖めたらあまり温度を下げすぎないようにすることで解決、または緩和出来るのではないかと思います(高気密・高断熱が前提です)。もちろん暖房コストとのバランスも重要です。 我が家も初めての冬を迎えていますので、電気代をいかに安く済ますかということで、暖房の設定については試行錯誤の最中です。色々設定を変えて試しているところです。 ただ、今のところ言えることは「床下暖房」は非常に快適だということです。 私見ですが基礎断熱にするなら、ぜひ「床下暖房」を検討されたほうが良いかと思います。 最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします