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サイディングが張られました。 我が家で使われているのは、エミネンスという樹脂サイディングです。 10月4日(土) 昨日から張られ始めたサイディングはかなり進んできました。 樹脂サイディングは、アメリカ・カナダの外装材市場でのシェアが それぞれ50%、70%を占めると言われているそうです。 エミネンス樹脂サイディングの特徴(長所)としては 1.冬の凍結によってひび割れしない。塩害にも強い。 2.塗装ではないので退色しない。紫外線を防ぐコーティングで褐色の心配なし。 3.衝撃に対して割れにくい。ヘコんだりしない。 4.通常の汚れは水洗いで簡単に落ちる。 5.コーキングを使用しないオープンジョイント工法なのでメンテナンスの負担が少ない。 6.軽量なので家屋への負担も少ない。 などなどです。 欠点としては、どうやら「火に対しては強くないらしい」です。 ただ私が個人的に考える欠点は「見た目」の問題じゃないかな?と思っています。 外観的には好き嫌いが大きく分かれると思います。 実は、私達も最初は見た目は好みじゃないなぁと思っていましたし でも、今は物凄く気に入ってます 屋根材(オークリッジプロ)同様、メーカーで30年保証(条件付)もついてますし 水洗いで簡単に汚れが落ちて、コーキングの取替えが不要なので 維持管理費が少なくて済むのは、とっても大きな魅力だと思います。 (我が家の場合、換気口、換気扇周りはコーキングを施工しているので、 その部分はいずれコーキングのやり直しが必要になると思います) この辺はコーキングされています。
サイディングの継ぎ目は、コーキングではなく重ね張りになってます。 オープンジョイントというのを調べてみると「等圧理論」だとか難しい言葉が出てきて 私も完全に理解しているとは言い難いのですが、簡単に説明すると 一般的なシーリングを用いた外壁は、窓周りやコーナー部分等をシーリング材で埋めて 雨に対して隙間を完全に無くすことで対処するので、シーリング材での密閉により 外壁材の内外の気圧差が大きくなります。 シーリング材の劣化等により隙間が生じると、気圧の高い屋外側から気圧の低い壁の 内側に雨水が侵入してしまいます(毛細管現象)。 これに対して樹脂サイディングの施工で使われるオープンジョイント工法は サイディングと建物のコーナー部分や窓周辺の部材との間に隙間があり そこからの空気の流入により壁内外の気圧の差が生じにくいため 結果として雨水が容易に入りにくくなります。 別な言い方をすると「シーリングしないで、隙間は開けとけよ」ということです。 ※ただし、雨水等が入り難い構造ではありますが、全く入らない訳ではありませんので 下地に透湿シートを用いる等、下地での防水処理が必要です。 また樹脂サイディングは万が一漏水しても通気性が良く撥水性も高いので サイディング内部は容易に乾燥します。 建物の角の部分のサイディングと役物との間に隙間が開いています。 10月6日(月) サイディングが張り終わり、雨樋の取り付けも終わりました。 もう雨が降っても全然平気です 性能の割りに思ったほど普及していないように感じますが 我が家と同じような見た目の家があまり増えてしまうのも嫌なので(自分勝手ですが) それでイィんです 最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします