[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本日は我が家の暖房方式をご紹介します。 ウチの暖房方式は、1階は床下暖房、2階パネルヒーターです。 パネルヒーターは置いといて、まず我が家の床下暖房のしくみを簡単にご説明します。 我が家の1階の暖房ですが、まず外壁に設置された給気口から外気を床下に取り込みます。給気口は東西と北面の三箇所に設置されています。 外壁の給気口部分(東側)です。ここから外気を取り込みます。 床下に取り込まれた冷たい新鮮な空気は、床下に設置された温水放熱器によって暖められ、1階床に開けられたガランから緩やかな対流となって1階居室全体を暖めます。 また床下全体が暖かく、基礎断熱のため床断熱していないので、床面全体が暖められます。(ただし床暖房ほど床が暖かくなる訳ではありません) 床下から見た様子です。これはリビングの掃出窓の下のところです。 ガランは1階南面の窓下に開けられており、コールドドラフトによる嫌な寒さを防いでくれます。(完全に無くなるというわけではありません) また、基礎スラブ内には温水を通すための配管がされており、床下の温度を確保する補助的な役割をしています。土間のコンクリートを蓄熱体として積極的に利用しているわけです。 暖められた空気は室内の汚れを拾って、トイレや脱衣室、台所のレンジフードから外へ排出されます。 我が家はオール電化にしたので、灯油ボイラーではなく暖房給湯一体型の電気温水器による温水暖房です。 1階の暖房に関しては3つの(玄関も入れると4つ)のスイッチ(リモコン?)があります。 ちなみにこれを書いている今時点の、各設定温度は暖房用温水温度60度、室内温度10度、床下温度23度に設定になってます。室内の温度設定が10度なのは、晴れているため室内の温度が24度になっているため、思い切り下げています。なので放熱器は止まったままの状態です。 暖房用温水の温度設定スイッチです。ちょうど通電中のランプが点いています。 次の写真、上は床下の温度設定スイッチ。下の丸い棒状の出っ張りは放熱器の温度設定をするサーモコントローラーです。 サーモコントローラーには、0,*,1,2,3,4,5の目盛りがあり、室温設定の目安として“0=停止”、“*=約5度”、“1=約10度”、“2=約15度”、“3=約20度”、“4=約24度”、“5=約28度”となっています。 以上が我が家の床下暖房の内容です。 実際に住んでみた感想としては、今までの借家では灯油のFFストーブだったので、ストーブのそば(だけ)は暖かく、ストーブから離れると寒かったのですが、現在は部屋のどこに居ても暖かいです。 足元と頭上の温度差も測ってみましたが、ほとんど温度差はありませんでした。また、我が家は合板のフローリングですが、床下暖房が効いているので、冷たく感じることもあまりありません。 この床下暖房というシステムは、快適性において非常に優れていると言えると思います。 床下暖房のメリットをまとめてみると ・とにかく快適 ・暖房機器が床下にあるため室内がスッキリ (子供の頃からストーブに慣れ親しんできた私としては、逆に寂しい?) ・床下空間全体を暖めるため、ゆる~い床暖みたい ・水道管が凍結しない (冬季に長期間留守にしても水を落とさなくて良いと聞いた時、驚きました) 良い事ばかりでは、なんなのでデメリットと思われる点についても挙げてみると ・床下空間も暖めるため、暖房空間が大きくなり暖房コストが若干かかるかも? ・急速に暖めるのは、難しい(と思う) といったところでしょうか。 ただ、このデメリットも、24時間全室暖房と言ったらいいのかどうか分かりませんが、一度暖めたらあまり温度を下げすぎないようにすることで解決、または緩和出来るのではないかと思います(高気密・高断熱が前提です)。もちろん暖房コストとのバランスも重要です。 我が家も初めての冬を迎えていますので、電気代をいかに安く済ますかということで、暖房の設定については試行錯誤の最中です。色々設定を変えて試しているところです。 ただ、今のところ言えることは「床下暖房」は非常に快適だということです。 私見ですが基礎断熱にするなら、ぜひ「床下暖房」を検討されたほうが良いかと思います。 最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします
ウチの屋根には、ドッカリと雪が積もっています。 周りの家と比較しても、その量がとても多いのです。 断熱がしっかりしているからなのか?と思い、ちょっと調べてみました。 屋根の断熱には大きく分けて「屋根断熱」と「天井断熱」がありますが、ウチの場合は「天井断熱」です。 ※その他にも「桁上断熱(けたうえだんねつ)」という方法もあります。 それぞれの特徴としては、簡単ですが以下のような事が挙げられます。 「屋根断熱」 ・小屋裏をロフトや屋根裏部屋として利用できる。 ・勾配天井など、デザインに変化を変化をつけられる。 ・施工が難しく、コストもかかる。 ・空間が増える分、冷暖房コストがかかる。 「天井断熱」 ・断熱の施工がやり易く、工事コストが低い。 ・冷暖房が必要な空間が少ない。 いろいろ見ると、屋根断熱の方が良いとの意見もあったりしますが、小屋裏を部屋として活用したいとか、勾配天井等のこだわりが無ければ、施工のし易さやランニングコストの点から見て、「天井断熱」が良いのではないかと個人的には思います。 ウチの天井断熱ですが、ブローイング300mmとなっています。が実は一度も見たことがありません。 というわけで、ウチの小屋裏がどんなことになっているのか見てみました。 2階ウォークインクローゼット内にある天井の点検口を開けてみます。 まずは木ネジをはずして、点検口のフタをはずすと、そこには点検口の形にカットされた100mm厚のグラスウールが3枚つめられていました。 グラスウールを取り除き、タンスによじ登って点検口に身体を入れるとようやく小屋裏が見えました。といっても真っ暗でしたが。 小屋裏は室内とは全く違い、当たり前ですが外の気温でした。 懐中電灯を持ってきて中を照らしてみると、こんな様子でした。 ちょっと方向を変えて、もう一枚。 ちょうど寝室のダウンライトのあたりが、もっこりとしています。 吹き込まれた、グラスウール(だと思います)を触ってみると、外壁に吹き込んだものよりも、フワッフワに柔らかいものでした。 初めて、小屋裏を覗き十分満足したので、また慎重にグラスウールを隙間のないように詰め込み、点検口のフタを閉めました。たぶん何か起こらない限り、二度とあけることは無いのでしょう。 ここで最初の話に戻ります。 なぜウチの屋根には、ご近所さんの家と比較して、たくさんの雪が残っているのか? 屋根の断熱について調べましたが、ご近所さんもここ数年の間に建築された方がほとんどなので、「屋根断熱」にしろ「天井断熱」にしろ、そんなに性能的に変わるとは思えません。 ではなぜ? あっ!屋根材!? ウチは塗替え等のランニングコストを抑えるため、オークリッジプロというグラスファイバーシングルの屋根材を使っています。これが雪が落ちないのです。 冬の暖かい日に屋根上の雪がとけても、屋根から雪がザーッと滑り落ちてくることがないので、ずっと残っていたんです。 な~んだ、それだけの話だったのか 最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします
新しい家に入居してまもない頃に驚いたことは、『ミョーに足が疲れる』ということでした。 はじめは気のせいかと思っていましたが、妻も同じだったようです。 何故なのか考えたところ、思い当たることと言えば 1.床が固くなった。 古い家の時は、場所によっては歩くと床がきしむのが分かる状態でしたが、新しい家は しっかりした床なので、それが足に負担をかけているのではないか? 2.2階への上り下りが増えた。 以前は2階は寒く、寝室も1階にあったため2階へ行く事があまり無かったのが、今の家は全室暖房で 寝室も2階にあるため2回への上り下りが増えたため。 今は、足が疲れるというのは感じなくなりましたが、住み始めの頃はけっこう驚きました。 みなさんは、どうでしょうか? その他の点では、ウチの風呂はTOTOのバスピアライトKAという1坪タイプのユニットバスなのですが、浴槽の形(スタンダード浴槽)が半身浴も出来るような段差がついています。 ですが、この段差の座り心地が良くありません。ちょっと残念に思います。 ただ、この段差が半身浴のためのものであるのかは、良く分からないのですが・・・ 最後に、予想外というより不満に思っていることは・・・ 家の中で『ジンギスカン』が食べられなくなったことです。 北海道では、なにかっていうとジンギスカンを食べるのですが、一般家庭でもホットプレートを使ってジンギスカンを良く食べます。私も子供の頃から、味付ジンギスカンが大好きでよく親にねだっていました。 しかも味付ジンギスカンでないとダメです。なんてったって一緒に煮込んだ?うどんが最高に美味いのです。 でも、それも当分お預けです。匂いがつくのがイヤだということで、カミさんから禁止令が出されているので・・・ 残念です 最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします
私たちが新居に入居したのが、昨年の12月6日。 今回の請求で、初めてまるまる1ヶ月分の電気代の請求がやって来ました。 結論から言うと、驚きの“42,204円(税込)”でした 使用期間は、12月16日から1月19日までの34日間35日間(日数間違ってました2/26訂正)です。 3万円台後半は覚悟していたものの、4万円を突破するとは・・・ ウチはオール電化です。電気ボイラー(我が家の機械は電気ボイラーとは言わないようです。暖房給湯一体型の電気温水器です)による暖房・給湯を行っています。暖房は温水によるもので、1F は床下に設置された温水放熱機による床下暖房、2Fは各部屋に温水パネルが設置されています。 暖房に関しては北電の「ホットタイム22ロング」で契約、暖房以外は「ドリーム8」の契約です。 この約1ヶ月間の暮らしぶりはというと、下の中学生の娘の冬休みが終わった1月15日までは日中は必ず誰か家に居る状況でした。また食器洗浄器も標準運転で乾燥までさせていました(夜11時以降)。どれくらいの節電になるか分かりませんでしたが、洗濯も夜11時から始めることが多かったです。 暖房に関しては、ほとんど節約を意識することなく、せっかく暖かい家になったんだからということで、1Fは朝の19℃位、起きている時間は23℃位でほぼ一定でした。2Fは暑くなると寝られなくなるので、1Fより2~3℃低めで室温を設定しています。 電気料金の内訳は、 ドリーム8(時間帯別電灯) 契約容量 6kVA 通電制御型機器割引容量 温水器 5kVA 使用量 1,359kWh (内訳 昼間使用電力量 260kWh、夜間使用電力量 1,099kWh) 請求金額 18,141円 ・・・A 内訳 基本料金 1,365円00銭 電力量料金(昼間1段) 1,965円60銭 90kWh 電力量料金(昼間2段) 3,405円60銭 120kWh 電力量料金(昼間3段) 1,521円00銭 50kWh 電力量料金(夜間) 9,198円63銭 1,099kWh 通電制御割引(温水器) ▲945円00銭 燃料費調整額 1,630円80銭 ホットタイム22ロング(暖房用) 契約8kW 力率85%超過(力率割引5%) 使用量 1,799kWh 請求金額 24,063円 ・・・B 1月分電気代請求合計(12月16日から1月19日まで) A + B = 42,204円 う~ん、これはマズイ 最初はどれくらい電気代が掛かるか分からないから、まずは節約を意識しないで生活してみようと思い、実際そうしてみましたが、ここまで行くとは予想外でした。 どの部分の電気を節約出来るのか、まだハッキリと把握していませんが来月はもうちょっと下げたいものです。 最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします
前回の記事でウチの気密測定の結果について書きましたが、最近になって高気密っていったいどの位のことを指すのだろう?どれくらい気密性が高ければよいのだろう?と思うようになりました。 気密性が良くてすきま風がない暖かい住宅に住みたい。と冬の寒さ対策を考えるのは、我々寒冷地に住む者にとっては夏の暑さ対策よりも重要です。 さて高気密ですが、色々と調べていくと、ハッキリと高気密=○c㎡/㎡以下というキマリは無いようです。キマリはないけど、最近でいう高気密とはC値が2.0c㎡/㎡以下のことを指すことが多いのだということが分かりました。これは次世代省エネルギー基準のⅠ地域での基準に相当します。 気密性が高いということは、いわゆる隙間が少なくなるということだから、私の住んでいる十勝のように冬の寒さが厳しい地域では、暖かい家にしようと思えば当然隙間は少ない方が良いはず。単純にそう思っていましたが、気密性を高めるのは熱ロスを減らすということだけが目的ではないのですね。 気密性を高めるのは、「熱ロスを少なくするため」、「内部結露を防ぐため」、「計画換気を行うため」という大きく3つの目的があるようです。 「熱ロスを少なくするため」というのは、隙間が多ければせっかく暖めた部屋からどんどん暖気が漏れていくことになるので、冬場快適に過ごそうと思えば隙間が少ない方が良いですね。断熱の効果としての気密を考えた時にC値=2.0c㎡/㎡程度が必要なようです。 「内部結露を防ぐため」というのは、冬場に部屋の中の水蒸気を含んだ暖かい空気が壁の中に入り込み、そこで冷やされて結露(内部結露)してしまうのを防ぐということです。暖かい空気は部屋の中に閉じ込めておこうというわけですね。壁の内側に施工される気密シートは防水シートの役割も兼ねているということになるのでしょう。 外壁には透湿防水シートが施工されるので、外からの水分の浸入を防ぎ、壁内の水分は外に放出し、家の中の水分は気密シートによって壁内への侵入を防いでいる。そのことによって、グラスウール系断熱材の性能を保つ、木材の腐朽を防ぐ等の働きをするわけです。 「計画換気を行うため」というのは、気密性の低い住宅では屋内と屋外の温度差や風の強さによって換気量がかわってしまうため必要な換気量が確保できなかったり、過換気になってしまうためです。地域性はありますが、北海道のように冬の室内外の温度差が大きな地域ではC値=1.0c㎡/㎡以下にすることによって、温度差や風の強さの影響をほとんど受けずに計画換気を行うことが出来るようになるようです。※第3種換気の場合。 こういう風に調べてみると十勝で快適な生活を送るために必要な住宅の気密性は、C値が1.0c㎡以下を確保したいところですね。 ただ、気密性が高くなるということは、シックハウス症候群への危険性も高くなるわけですから、換気に注意(ちゃんと換気)する必要があります。また、ホルムアルデヒド等の化学物質が少ない建材(F☆☆☆☆ エフ フォースター)や接着剤等を使うのも重要ですね。 さて、とりあえず調べてみたことを羅列していきましたが、じゃぁ一体どれくらいの気密性が確保出来れば良いのか?という私自身の疑問に対して私の出した結論は、“C値1.0c㎡/㎡以下”です。もちろんそれ以上の性能が確保出来ればそれに越したことはありません。 ・・・と、ここまでさんざん書いてきましたが、家はただの入れ物であって、数値以上に本当に大切なのは、そこでどのように暮らすのかということなのだと思います。 家造りは、それぞれの地域の気候や慣習などによって違うでしょうし、気持ち良いと感じる暖かさやキレイな空気の感じ方は、それぞれの人によって違うでしょう。あまり数値や工法にばかり拘っていると、家造りが楽しいものではなくなってしまうかもしれません。 せっかくの家造りですから、これから家を建てる方には楽しく進めてもらいたいと思います。家造りは(おそらく多くの人にとって、少なくとも私にとっては)目的ではないのですから、悩みつつも楽しみながら造った家で、明るく楽しく暮らしたいものです。 最後に、この記述は私が個人的に考えていることであって、内容を保証するものではありません。ひとつの見方としてお考え下さい。
あぁ・・・ 俺って、なんて無責任なんだろう
最後まで、ご覧頂きありがとうございます。 更新の励みになります できたら、こちらもポチッとお願いします